頭の中のことば

これは様々な文献・自己啓発本や著名な先生方も言われてますが、 頭の中で考える言葉が自分自身に影響を与えている ということ。

あれやこれやと日々の思考の中で用いる言葉が 否定的な言葉（ネガティブワード） か 肯定的な言葉（ポジティブワード） かで 自分自身の心の調子が変わってくる、
ということなのです。

ネガティブな言葉を多用してしまっていませんか？

心理テストなどでよく話題にあがるコップの水が半分の時に「まだ水が半分ある」と捉えるか「もう水が半分しかない」と捉えるかでウンヌンと言われますが、捉え方をポジティブに変えていこうというのは難しいのです。

例えば、昨日は宝くじが当たってポジティブな気分に、しかし今日の朝にもう一度当選番号を確認したら外れていてネガティブな気分に、なんて事もあるでしょう。

同じ人物でも様々なタイミングや状況によって心の状態が異なるのが当然です。

ですので「 コップに水が半分ある 」だけなのに心の状態によって捉え方が異なるので、いっそのこと目をつぶってコップが見えなければ「まだ水が～」も「もう水が～」も言葉として頭の中に出現させなければ、心の状態を煽らずに済むはずです。

捉え方は心の状態に依存するところが大きいので　「 捉え方は自分次第でどうにでもなる 」　と名言できるのは修行を終えたお坊さんや崇高な人たちです・・
（「ビッパサナー瞑想」とか「気づき」とか「俯瞰」とかを調べると心の落ち着け方が書かれています。そもそも自分の心ですらコントロールはできない等の事も書かれていますが笑）

このブログを読んで悩んでいる人は、それが出来ないから悩んでいるはずです・・

例えば電車に乗り遅れた時にどう考えますか？

「あぁ、電車乗り遅れちゃったよぉ」と頭の中で復唱する必要はありません。
更に「言いづらいなぁ、どうしようもう少し早く家を出れば良かったなぁ。そもそも目覚ましが・・・」という考えが溢れてくると最悪ですね。

お奨めの方法は「・・・」です。
頭に言葉を出さないことです。
もし待ち合わせ等に遅刻しそうな時は「遅刻しそうだから連絡をしよう」と考え、連絡をし、相手に謝り、遅れそうなのでどうするかを相談して終わりです（仕事でもプライベートでもそうですよね）。

こういった状況で頭の中に出てくる言葉だけに関して言えば、コントロールできる気がします。

連絡をしないでズルズル「どうしよう、、」と先延ばしにすると、ネガティブワードが芋づる式に発生し、より一層本当に成すべきことがし辛くなってしまいます。

コップの水の例で言うと、実は、心の状態をフラットにする以前に「ある」と「ない」のどちらの言葉を使うかが　心の状態と相互の関係になっています。

「ある」という言葉を使うと、ポジティブワードがひとつ頭に浮かびあがりカウントされます。

逆に「ない」という言葉を使うとネガティブワードがカウントされます。

ポジティブワードは心の状態をポジティブにします。逆もまた然りです。

「ネガティブな事の悔しさの反動で大事を為すのだ！」　という意見もありそうですが、それはそれですね。

ここで言っているのは単純に、頭の中に浮かぶ言葉が ポジティブワード なのか ネガティブワード なのか　ということです。

ポジティブな言葉は心をポジティブにします。

ポジティブな心でいればポジティブな言葉が出てきます。

ポジティブワード と ネガティブワード　どちらが多いですか？

まずはポジティブワードのカウント数が勝るように生活してみても損はないと思います。

最後にマザーテレサの名言を。