早起きは体に良いって知ってるけど出来ないんだよねぇ。という方は沢山います。
夜更かしすると眠くて起きれない、という理由ならまだしも、夜早めに寝たのに早起きできないのです。
長時間寝ても起きれない理由としては
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朝体がだるい
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もうちょっと寝たいと体が言っている
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起きたら歯を磨いてご飯食べて会社に行って・・と考えているうちに二度寝する
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(冬は寒くて)布団が気持ちいい
早起きしたほうが良いと理解してるのに、出来ない理由は沢山あります。
誘惑を乗り越えて朝起きやすい方法を知る必要がありそうです。
まずは 「セロトニン」を味方をつけてみましょう。
脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われています。
セロトニンとはノルアドレナリン、ドーパミンと並び神経伝達物質の一つです。
セロトニンは脳を目が覚めている状態にし、逆に睡眠欲の元のメラトニンには睡眠作用があります。
メラトニンが分泌している夜間はセロトニンの分泌は少なくなります。
逆にセロトニンが多く分泌されている昼間はメラトニンの分泌は少なくなります。
つまり人間はもともと夜は就寝、朝に活動する動物なのです。
セロトニンは朝多く分泌されるのは太陽の光が引きがねだそうです。
太陽の光を浴びると(主に目から光が入ると)脳が「朝ですよ~」とメラトニンの分泌を抑え、セロトニンの分泌を活発にします。
セロトニン不足になると朝起きれず、生活リズムが崩れ日常生活の行動ができなくなります。
そして行動が出来ない、つまり体が動かせないとポジティブな心持ちになることができません。
心身の健康を害しポジティブな状態が作れていない人は、夜眠れていなかったり朝起きれなかったり、あるいは朝は無理やり起きて寝不足のまま出勤している人が多いと思われます。
そういう人がいきなりポジティブになるのは難しいです。このブログでも沢山書いてきましたね。
ですので、自分の意志とは関係なく脳が勝手にやってくれる機能を利用してみましょう。
- 夜はカーテンをシッカリ締め目覚まし時計を布団から出たい時間の10分前にセットします。
- 朝目覚まし時計が鳴ったら布団に入ったままでも良いので部屋のカーテンを思いきって開けちゃいます。
- 布団に寝たまま薄目を開けて窓の光を見続けます。
- 目の中に光を取り込み、朝を感じます。(直射日光は見つめないでくださいね)
- 夜はカーテンをシッカリ締め目覚まし時計を布団から出たい時間の10分前にセットします。
- 朝目覚まし時計が鳴ったら、無理して起きずに部屋の明かりを点けます。(調光機能がある場合は明るさMAX)。
- 布団に入ったままでよいので薄目を開けて部屋の光を見続けます。
- 目の中に光を取り込み、朝を実感します。(ライトを直接見つめ続けると目に悪いので気をつけてください)
光を見ている時は半分寝ているのでぼーとしてますが、強い光を目から取り入れ始め1分位経つと明らかに寝ている時とは違う脳みその状態になっている事に気づけます。
その脳の状態を良く観察すると「あ、これは起きている時の感覚だな」という瞬間が訪れますので、そのタイミングで布団から出ましょう。
仕方ないけど起きるかという気持ちではなく、体が起きている状態、とはいかないまでも大分近い状態で布団を出られます。
夜カーテンを締め切る理由は、朝カーテンを全開にした時の明るさ度合いの振り幅が大きくするためです。
ルーメンの差です。
朝の布団からの脱出が困難な方は是非お試しください。