得も知れぬ不安や恐怖を感じることってありませんか?
不安や恐怖はネガティブな感情です。
だからといってネガティブな感情を否定する事はありません。
不安を感じた自分自身に「なんて弱い人間なんだろう、もっと強くあれ!」とムチを打たないでください。
無理に鼓舞することなく、ひとまず「今、不安を感じたなぁ」と心で受け止めます。
このブログで無理にポジティブになろうとしてはダメという旨を記載しましたが、不安や恐怖も同様に無理に押さえつけるものではないと思います。
得も知れぬ不安や恐怖にはそもそも答えが無いことがほとんどなので、頭でアレコレ考えても意味はありません。
答えのない不安を考えると、更に不安が増してしまいます。
極端な例えですが、目の前に自分の体より大きい蛇が現れたら怖いですよね?
哺乳類が蛇に食べられていた頃からの記憶、太古の昔からDNAに刻み込まれた不安や恐怖には答えはありません。
脳の古い部分(脳幹の青班核)から発生する不安や恐怖を、新しい脳(前頭葉)で考え増幅させる必要はありません。
不安に打ち勝つ という言葉が世間によく見受けられますが、勝つというよりは 受け入れちゃう がしっくりきます。
不安を感じたら、「不安だなぁ嫌だなぁ」と頭のなかにネガティブなワードを流すのではなく、「不安は感じて当然だ」と受け入れた上で不安対象を探したり、不安対象がわからないのであれば気分転換をするのが良いのです。
得も知れぬ不安や恐怖を感じたら、気分転換を心がけよう!
※また、得も知れぬ不安ではなく不安の対象が分かっているのであれば、不安対象を紙に事実を書き出す等の対処法は沢山ありますが、ここでは割愛します。