正しい姿勢を維持し続けることって、つらい?
正しい姿勢を維持することは健康を維持すること。
正しい姿勢を維持するための筋肉をつけよう!
正しい姿勢とは
正しい姿勢とは、人間特有の大きな脳を地上で支えて立ったり座ったりし、パフォーマンスを最大限に活かせる姿勢のことです。
正しい姿勢でいる限りは体の痛みは少なく何かに集中し続けられる姿勢です。
では、正しい姿勢になれない理由はなぜでしょう?
具合が悪いとき
まずは具合が悪いときは正しい姿勢を維持しづらいです。
症状により “少しでも楽な姿勢” になります。
例えば、お腹が痛いとき、ひどい頭痛のとき、足に怪我をおったとき、ギックリ腰のときは正しい姿勢になれませんね。
踞(うずくま)る姿勢になることで体温が逃げるのを防いで免疫力を少しでも上げようとしたり、患部を擦ったり、自然と少しでも症状が楽になる姿勢になろうとします。
ウチで飼っている猫が以前、外で喧嘩でけがをしたとて家に戻ってきたときには丸くなって長時間息を上げながら傷を回復させようとして頑張っていました。
人間もお腹が痛いときは、うずくまる姿勢で血流をお腹に集中させて腹部を回復させようとしている状態です。
けがをしている時や病気の時のような非常事態では、無理やり正しい姿勢になることは難しく、生きるための体が頑張って最善の方法で癒そうとしています。
体ってすごいですね。ご先祖さまに感謝です。
いたって健康なとき
具合いが悪い時は姿勢は乱れるのが自然ですが、体に不調なところが無い場合には、正しい姿勢でいるべきです。
健常時のときの姿勢の悪さは、不調を招く恐れがあります。
肩が内側に丸まり、うずくまる姿勢に近いときはお腹を守りたい時の姿勢ですね。
お腹を守って回復できる反面、背中や首の筋肉に負荷がかかっている状態でもあります。
そんな姿勢が続くと首肩腰の筋肉が硬直して血流が悪くなり、肩のコリや冷えにつながったり、症状が悪化すると頭痛も起きることもあります。
現代病のスマホっ首もその一例です。
正しい姿勢とは
正しい姿勢とはズバリ、体のどこにも負荷がかかっていない状態です。
正しい姿勢を維持するには全体の筋肉の協力が必要です。
背筋を伸ばすためには背筋を、
腸をだ正しい位置にするには腹筋を、
胸を開くには肩甲骨回りの筋肉を、
つまづかない歩き方をするためには足の筋肉を、
心臓に負担をかけないようにするためにはふくらはぎの筋肉を、
正しい姿勢を手に入れるためには全体まんべんなく筋肉を鍛えると良いようです。
全体の筋肉がバランスよく鍛えられると健康につながります。
筋肉を鍛える習慣、生活を目指しましょう!