やるきの源はなんだろう?
うーんやらないとマズい! と分かっているのに、何だかやる気が出ない。
そんなときにどうしたらやる気が湧き上がってくるのでしょうか?
この記事では、やるきをだす方法を考えてみます。
私は学生の頃、勉強に対してやる気が全く出ず、テストや受験が億劫でした。
まずいなぁ、勉強しないとテストで良い点数が取れない・・
良い点が取れないと親に叱られる・・
良い点が取れないと良い大学にいけない・・
良い大学にいけないと良い仕事にありつけない・・
とはいいつつも、このご時世、安定的な仕事なんて無いってよく聞くなぁ・・てことで、今日だけ勉強休んでも平気かな。
こんな風に、目の前の休息や自分が楽な方に甘えてしまうと、一向にやる気は出ません。
いま、あなたは色々なことに押しつぶされそうになり、疲労困憊してしまってはいないでしょうか?
そんな状態では中々やる気なんて湧いてきません。
やる気を自分で起こさせるのは困難。やる気は自然に沸くものよ。
そもそも、やる気を自ら起こそうなんてことは人間にはできないのです。
自力ではやる気を起こせません。
それはそうですよね?当然です。
だって脳内で「よしやる気をだすぞ。」と思い立っただけで、やる気がみるみる出ててきて、どんな困難にもどんな試練にも立ち向かって成果を上げ続けられるなら、誰でも成功してますよ。
そうじゃないから皆が困ってるんです。
テストでいい点数とりたいから、よしやる気を出そう!ってテレビの誘惑に負けないでスラスラと勉強がはかどるなら、なんて楽なんでしょう。
自分でやる気をコントロールできないから困ってるんです。
じゃあ成功してる人たちはどうやってやる気を起こしてるのか?疑問ですよね。
やる気を沸き起こす策
私も彼らのように、やる気をみなぎらせて成功をおさめるくらいの華やかな人生にしてみたいものです。
もし、あなたが既に疲労しているなと自覚かあるのであれば、まずは「なにも考えない」 ことです。
え?それでやる気が出るの?拍子抜けだなぁ
と思うかもしれませんが、実は近道なのです。
無理にやる気を出そうとしている時は、かなり脳に負荷をかけているようなのです。
よしやるぞ!
と自分に言い聞かせることの根底には義務が内在していると思われます。
現状はやっていない(と思い込んでいる)
↓
もっとやらなくては(という義務や負い目を感じている)
↓
よしやるぞ!(汗・・やるの面倒だけど、よっこらせっと)
という思考プロセスを踏んでいます。
義務感を感じ続けることはかなり脳にダメージをあたえています。
昨今ブレインフォグと呼ばれている脳のモヤモヤしてやる気の出ない状態も、脳への高負荷の状態が長引くことが一つの原因といわれています。
まずは心の底で負い目に感じていることを見つめ、その思考をストップすることが大事です。
脳への負荷をストップしたところで、結果を想像
ただし、なにも考えないでいるうちは、やる気は沸いてきません。
ではどうすればはじめの一歩を踏み出せるでしょうか?
それは「結果をありありと想像」することです。
やり終えたあとの事を想像してみてください。
自分が嬉しいな、とな、爽快だな、と感じていることを。
自分のした事で誰かが嬉しがっている様子を。
「やっとこの仕事終えた~、やりたかったゲームしよう!」
大きな課題をクリアし、成果報酬を受け取ったときの喜びは何者にも替えがたいてす。
「本当に助かりました~~。〇〇さん、ありがとうございます!」
「こういうの欲しかったんですよ! 〇〇さん、ありがとうございます!」
他人の喜びを導く行動を成しえたとき、人は喜びを感じます。
親御さんはわかるかと思いますが、子供のためなら何とやら・・です。
親は子供の喜ぶ顔を見たいので、大変なことも努力と感じずに行動できます。
子育てに関しては、体内のプロラクチンやオキシトシンといった俗にいう「子育てホルモン」が、重労働や単調な仕事へのストレス抑制効果があると言われています。
嬉しい楽しい頼もしい誇らしい気持ちをありありと感じること。
脳内の幸せホルモンと呼ばれる物質こそがやる気の源なのです。
工程は想像しないこと
結果を想像するときに気を付けたいのは、その嬉しい状態になるまでの作業の工程や過程を想像してしまうことです。
工程を考え出すと「ねばならない」という自分に課す義務が発生します。
あれやらなきゃ、これやらなきゃ、期日までに終えないと・・結果につながらないじゃないか!汗 と焦ることでまた脳への負荷につながります。
この、自分に課す義務は脳への負荷につながるのでまたやる気の起きない状態に戻ってしまいます。
ですので、ことを考えている最中に、知らず知らずに工程を考えている自分に気が付くようにするトレーニングは必要かもしれません。
「あ、いま工程を考えていたな」と気づけるようするとよいですね。
もし工程を考えそうなった場合は一度、また 何も考えない 状態に戻りましょう。
結果や夢がかなった時の状態を、ありありと想像して嬉しい楽しい頼もしい誇らしい気持ちを感じること。
じんわりと体中に幸せホルモンがいきわたることを感じることが大事なのです。
工程を考えず、嬉しい楽しい頼もしい誇らしい気持ちを感じよう
他人のために尽くしすぎて疲れてしまう、何かにつけてやる気が無くなってしまう、燃え尽き症候群などの力が出てこない状態。それは結果を深く想像できていなかった時に起こります。
他人に対して積極的に奉仕してきたのにも関わらず、その努力に対しての見返りが少ないと無力感を感じたり、結局自分のためになっているのだろうか?などとふと我に帰ることで燃え尽き症候群が発生します。
燃え尽きてしまうと、何かに熱中しているときの様な自分の内側からやる気が出てくる感覚を思い出す事ができません。
空気の抜けた風船のようになります。
煮詰まったら、いったんゼロに戻し、再び結果を想像することをオススメします。
今回のお話は脳と心の内側から働きかけてやる気を出そうという方法の一つですので、一概にこれが万能と思わないでくださいね。
他にも外側からアプローチするポジティブシンキングはするものじゃなく、なっちゃうものよの記事でも別の例をお伝えしていますのでチェックしてみてくださいね。
焦らずに、今は、本当に喜ばせたい自分や相手を想像しながら、力をチャージする期間だと捉えましょう。
気楽に気楽に。
うまくいきますように。
