不安だぁ、、嫌だなぁ、、怖いなぁ、、そんなときの解決策です!
以前の記事では得も知れぬ不安にが襲ってきたときの対処法を載せました。
今回は「不安対象が判っている場合」の不安の対処法を紹介します。
例えば、明日の試験で良い点数をとれるか不安だなぁ と明確に何が不安なのかを自分自信でわかっているような場合、その不安感をおさえる対処法があります。
ズバリ! 不安に感じている事を紙に書く です。
何故紙に書くことで不安がおさまるのか?
順を追って説明しますね。
ひっきりなしにやることがあると誰しも「テンパる」事がありますよね。
テンパる、とは何をしていいか分からなくなる事ですが、脳の処理能力と短期記憶できる量をオーバーするとその様な症状が発生しはじめます。
短期記憶とは、ワーキングメモリとも呼びます。
脳の働きをパソコンに例えると
・脳の処理計算能力 は CPU
・脳の短期記憶 は メモリ
・脳の長期記憶 は ハードディスク
となぞらえられるのですが、
テンパる とは「脳内メモリを消費し切る」という事に例えられます。
テンパるのは、
あなたの頭が悪い(CPUのクロックが遅い)からではありません。
あなたの記憶力が悪い(ハードディスク容量が小さい)からではありません。
ただ短期記憶が容量超え(メモリオーバー)しているだけなのです。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと一時的に記憶しておくことと作業を同時に行ういわゆるマルチタスクで脳をフル回転させ続けると、どこかでやらねばならない事が抜け落ちたり作業の精彩を欠いたり、そもそも優先順位をつけることが難しくなります。
仕事をする上でそういう状況に陥らないための対策として、紙やポストイット等に必要な作業を書き出しやることリストを作ってから作業していくと、頭がスッキリしスムーズに仕事ができるぞ、と昔から言われますね。
もちろん、やることリストはとても理にかなっていますよ。
紙にアウトプットしておくことで脳で行っていた短期記憶を紙が肩代わりしてくれるのです。
紙が記憶してくれると安心できますし、そのぶん脳内メモリが空き作業効率がアップするという仕組みです。
さて、不安な事柄も紙に書くことで解消される とはにわかには信じがたいですが、どういう仕組みでしょうか。
例えば試験前に不安なことに気をとられ、あれこれ余計な事を考えはじめると、、どうでしょう?
勉強に集中できるでしょうか?
不安の感情から発生する余計な考えが脳内メモリを消費している・・ということは、やることリストの時と同様に不安な事柄を紙に書き出して、紙に悩むことを肩代わりしてもらえば頭がスッキリするんじゃないか?という作戦です。
不安に感じる根元を紙に書きます。
「試験で良い点がとれないかもしれない」
「大学の進路が狭くなるかもしれない」
「浪人生になるかもしれない」
「親に怒られるかもしれない」
不安を煽るネガティブワードを頭の中で留めずに、紙に書き出すのです。
紙に書いても不安は増しません。
むしろ脳内にネガティブワードが停滞する事で不安が増してしまいます。
脳内メモリを消費している根元の事柄を全て紙に書き出すと、やることリストを作成した時のようなスッキリ感を覚えますよ。
人間、アウトプットするとスッキリする生き物なんですね。
嫌なこと事があったら、カラオケで大声をだすとスッキリするんです。
密かに抱えていた悩みを友達に打ち明けるとスッキリするんです。
便秘が解消するとスッキリするんです。
溜まっていた何かを吐き出すとスッキリするんです。
自然の摂理かもしれませんね。
少しでも不安に感じている事柄に気がついたら紙に書き出す。
受験勉強や大事なプレゼンの前等で不安に感じた時は、少し馬鹿馬鹿しいかもしれませんがお試しくださいませ^^
きっとうまくいきますよ。大丈夫。