体の不調を日々感じる・・
なんだかポジティブになれないよなぁ・・
そもそもポジティブに振る舞う必要があるのだろうか?
いつも元気で調子の良さそうな人は、生まれてから根っからのポジティブ思考なのかな?
何故あんなにポジティブに振る舞えるんだろう?
これらの悩みや疑問を抱えている人は、ポジティブに振る舞うことがとても大変な事に感じているのではないでしょうか?
無理なくポジティブに振る舞える人は、単純にそうありたいからそうしているだけなのです。
有名なアドラー心理学では、ネガティブな思考に陥っている人の深層心理では ネガティブでいたい と願っている、という観点があります。
欲求だとか、やった方が良いからという思惑だとか、根っからのポジティブ思考な人には、そういった原因や理由はありません。
そうしたいという目的があるだけです。
そして、明るくポジティブな人はストレス解消がうまい人だと思われます。
ストレス解消がうまいと明るくポジティブに振る舞う事ができ、好循環が生まれます。
よって、ストレス解消は日々の生活において最優先に行いたいことになります。
その理由を。
まず、ネガティブな考え方の人に知っておきたいこととして、
無理矢理ポジティブになろうと試みると、逆にストレスが溜まる。
ということです。
辛いことがあったのに明るく振る舞うのは大変な事ですからね。
例えば親族に不幸があったとしたらポジティブな人だって落ち込みます。ストレスがかかった状態です。
ですが、ポジティブな人は現状をよりポジティブな方向に持っていけるので、うまくストレスを解消しているはずです。
逆にストレス解消が上手でないネガティブな状態にある人、落ち込んでいる人や、特に鬱症状のある人はストレスを溜め込んで溜め込んで、脳がクタクタに疲弊している状態ですので、そんな人たちに「ポジティブになるんだ!」という言葉をかける事はとても乱暴で危険な言葉です。
つまり、ストレスが解消された状態にある人でないと、ポジティブであることは難しいのです。たとえポジティブに振る舞えたとしてもです。
心が悲しかったらおもいっきり泣く、楽しかったらたくさん笑う、心がポジティブなら体もポジティブな反応がでます。生物的に、心と体にとって、自然な感情を発散出来ることこそがポジティブであると言ってもよいですね。
優先的にストレス解消 を日々心がけたいですね。
ポジティブでいることの利点
ポジティブシンキングであり続けることや、他人にいつもポジティブに接することは理想的な事ですね。
だってポジティブで陽気な人の方が、ネガティブで暗い人よりも(一般的に)明らかに好印象でしょう。
そして好印象な人には良いことが訪れやすくなります。
普段明るく接していたら仕事が舞い込んだ。
いつも明るく挨拶をしていたらお隣さんから差し入れをもらった。
優しく接していたら優しくしてくれた。
など、些細な良いことの積み重ねが人生を豊かにしていくことは間違いないでしょう。
では他人にポジティブに接し続けるにはどうしたらよいでしょうか?
まず考えられるのは、自分の心の状態が健康であるということです。健康第一です。
辛いこと嫌なことなど心にひっかかかることがある状態では、他人とポジティブに接するには多少なりとも無理をしなければなりません。
無理をするとストレスがたまります。
ストレスがたまるとより一層ポジティブに振る舞うハードルが高くなり、ふとした瞬間に身内の人間に当たり散らしたり、お酒の席で上司に暴言を吐いたりと悪循環です。
この気持ちの落ち込みの連鎖・悪循環を脱するにはポジティブに転じられる作業(ストレス解消作業)をし、心を健康な状態に回復させてあげることが重要です。
ストレス解消って大事だよね。
ごく当たり前の事かもしれませんが、心の状態が悪いと、そんな事すら忘れてしまうのです。
悪循環に入ると昨日までのポジティブ自分の心の状態をコロッと忘れてしまうのが人間の特性のようです。
つまり、日々、目の前のストレスを解することを癖付け、無理なく心をポジティブにることが、この長い人生を幸せに豊かにする秘訣なのです。
頭のなかの口癖にしましょう。
ストレス解消が最優先
なのです。
次に 無理矢理ポジティブに振る舞うことの弊害についての記事もご覧ください。